T2-6 恐れと葛藤
”実際には、あなたはあなたが思う事に対して、責任があります。なぜなら、思う事のレベルにおいてのみ、選択権を行使できるからです”
”あなたが恐れを抱くのは、自分のマインドに誤った創造を許可している事の確かなしるしであり、私にあなたのマインドを導くことを許していない事の確かなしるしです。”
間違った心と、正しい心、どちらを選択するかを、決める責任。
正しい心、愛は、恐れ自体を認識しないので、恐れを抱いている事、罪悪感を抱えている事、は、間違った心の状態、誤った創造をしているという、確かな証拠。
映画と、その映画を見ている観客がいて、映画の世界に没入していると、それが真実、実際の世界と感じてしまいますが、実際は、映画を見ているだけ。
あくまで比喩ですが、この状態で、我に帰る、別の選択、映画館をでたり、別の映画を見る事が出来る。
見たい映画を選ぶことができる。
それが、間違った心と、正しい心を、選択できる、決断の主体である自分。
ある種、心は、コンシュルジュみたいなモノかもしれませんね。
ホラー映画を見たいと言えば、それを見せてくれるし、幸せな映画をみたければ、それも見せてくれる。
映画に没入すると、そうはいかないと、感じますが、実際は、選べる、自分のどちらの心を選択するかは選ぶことができる。選んだら、あとはある種お任せで、聖霊が、正しい心に導いてくれる。
これが、ホラー映画を楽しんでいる時は、そうはいかない。
ホラー映画を見ている、自覚。自分がその映画を選んでいる、自覚が必要なのですね。
ただ、映画に没頭してる、映画の内容に恐怖している時は、その映画の登場人物に、その恐れの原因を投影する。
〇〇がこういった行動をしたから、私は、恐れるんだ。 〇〇があの時、こうしたから私は怖いんだ。
原因は、その映画をみて、そういった体験をしたいと、望んでいる、心が創り出しているんですね。
恐れと葛藤
”恐れは緊張状態の表れであり、自分が欲する事と、自分が行っている事の間に、葛藤が有るときに生じます”
会社や仕事に行く目的???
そんな感じですかね?
会社の仕事が、自分の喜びで合ったり、愛を延長する仕事という感覚が希薄なとき。
そんな時、無理して会社に行く、思いは、恐れや緊張状態を維持していく。
ただ、これもある意味、そこに恐れがあるという事は、仕事の内容が原因ではなくて、仕事に対する思いであったり、働くという事に対して、信念や、観念があったり。なんらかの間違った思いが、そういった世界を作り出している。
結局、世の中の全て、全ては、幻想ですが、その幻想も、学びのツールとしては、訂正のツールとしては非常に有用で、すべては、奇跡のツールになり得るのですね。
これも、心を、どちらに委ねるか。
それによって、世の中の使い方、学び方も、変わってくるのでしょう。
会社もある意味、映画みたいなものですね。
上映されている映画が、気に入らないのは、自分の心が創り出している。
会社を辞めて別の会社に行く事が、結論と言う話ではなく、自分の意志で、見たい風景を変える。
それは、フォーカスする、対象を変える事、正しい心から見るか、間違った心からみるか。
私の勉強会の参加者の方で、それまで、間違った心、恐れの心でみていた会社を正しい心の委ねてみた瞬間、次の日から、全てが変わった。反対されていたと思っていた提案が、そんな事実はなく、なんで、もっと早く提案しなかったの?と言われて、驚いた! という経験をした方が居ます。
聖霊に委ねる、正しい心に委ねると、訂正は、瞬時に進む。
そういう事なのだと感じました。
マインドの力
”あなたが恐れているとき、あがないを必要とする場所に自分を置いたという事は明らかです。あなたは愛の無い選択をし、愛のない、行いをしたのです。まさにこのような状況の為に、あがないが差し出されたのです。”
- まず、これは恐れであると知る
- 恐れは、愛の欠如から生じる
- 愛の欠如に対する唯一の治療薬は、完璧な愛である。
- 完璧な愛は、あがないである。
罪や、罰、罪悪感、愛の欠如。
これらが全て幻想で、間違いで、そういった事が一度も起こっていないという事を受け入れる。思い出す。
正しい心で、その世界を感じる。
そうした時に、あらためて、私達の心の力、自分たちが、自分たちの見たい世界をつくる。
その心の力に驚かされます。
そんな事は無い、そんな力は自分達にはない。原因は、自分の心にはない、世界が原因だと思うとき、罪悪感を世界に投影しているのでしょうね。
”もし、あなたが思う事に、何のちからも無いと信じるならば、自分の思いを恐れる事は無くなるかもしれませんが、尊敬もしなくなるでしょう。無駄な思いというものはありません。すべての思考は、何らかのレベルで形を生み出します”
思いを、恐れるでなく、判断するでなく。ただただ、受け止め、選択をしていく。
そんな繰り返しですね。